グループ紹介
代表あいさつ
日本国内における経済的な不安で、我々国民が先の見えないトンネルに引きずり込まれていくような感覚を覚え、障がい者・高齢者を取り巻く環境も悪くなり続けているように思えます。
消費税や子ども手当等、政府が出した施策が数年単位で改正される昨今、障がい者・高齢者に関する法律も数年で二転三転してしまいます。そのため、「10年後はどうなっているのだろうか」「社会で生きていく事ができるのだろうか」といった不安を感じている方も多いと思います。
めまぐるしく変化する世の中を、我々のような福祉を行っている者がしっかりとしたビジョンを持ち、固定観念に捕らわれた体制ではなく流動的で柔軟な体制を組み上げることが使命だと考えています。
社会や制度、技術が加速度的に変化する中で、10年前と変わらない支援をしていてはその変化に対応することはできないでしょう。社会の変化や障がい者・高齢者の要求に合わせて、我々自身が柔軟に変化しなければならないのです。障がい者・高齢者としての対応先が存在せずに放置されているというのが現状です。そういった放置を赦すような「仕事」としての福祉が横行する中で、「困っている人に手をさしのべる」という福祉本来の姿勢を忘れずにいたいと思います。
一人一人の思いを大切にし、様々な方の力もお借りしながら、たとえ社会や制度がどのように変化したとしても、人と人が助け合う思いや力を骨組みとして、日々変化する社会に負けない組織にしていきたいと考えています。
まだまだ未熟で至らない所も多々見られると思いますが、より多くの方のご賛同とご協力をお願いいたします。
代表者 井上 朋勝